2026年1月15日木曜日

マジケ2026冬新刊『丸氷モデル 視覚障害とマジックに関する背景』

マジックマーケット2026冬の新刊(リアル会場)です。

2021年に、盲学校マジックを100個作るぞ!という勢いでバルビエシリーズを書き始めてから、ようやく大体100個に到達しました。
なのでそろそろ、盲学校マジックの作り方に関する理論書を書きたいなと思い、この冊子に手を付けました。

と言っても、そんな作り方のメソッドがあるなら私が知りたいくらいです。
なので実際は、100個超の自分の作品を分析して、自分自身がどんな工夫をしがちか、またどんな基礎理論を拠り所にして作品作りをしているか、そのタイプをまとめたものになります。


第1章は、最近の視覚障害福祉・教育業界とマジックに関する動向をざっとまとめたイントロダクションです。

第2章は、心理学の基礎理論から、触覚や聴覚など、視覚を用いずに世界を認識することについて使えそうな事項をピックアップしてまとめています。

第3章は、これまでのバルビエシリーズで紹介してきた理論めいたもの「トライアド」「モックアップ」「パータベーション」のまとめと、それらを包括する本書のメインとなる考え方「丸氷モデル」の解説です。

第4章は、そんな考え方を実際に使って構成してみたマジックの具体例を紹介しています。

第5章は、書ききれなかったことです。アファンタジアやクロスモーダル可塑性など、ちょっと突っ込んだ話にもここでは触れています。

あとは参考文献です。


実は最近、目の見えないお客さんに演じるマジックをどうやって作っているのかについて説明する機会が少しずつ生まれてきました。
ユニバーサルデザインとかインクルーシブ教育の分野からも関心を持ってもらえているようです。ありがたいですね。
そういうところで話す内容のカンペも兼ねて作った感じなので、ひとつひとつの内容はコンパクトにまとめて、全体でも50ページ弱の小冊子に収まりました。

内容がこってりしている割には、結構読みやすいと思います。
1月17日(土)、マジックマーケットF8ブースにて、ぜひ手に取ってみてください。

冊子
『丸氷モデル 視覚障害とマジックに関する背景』
著:万博
価格:500円

マジックマーケット2026冬の詳細はこちら

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