2016年7月5日火曜日

「冬のつどい」でのマジックショー


2014年12月17日、京都府立盲学校寄宿舎の「冬のつどい」でマジックショーをしました。




京都ライトハウスでのマジックショーの直後ということもあり、ライトハウスでの演技の縮小版といった感じでした。

演目は「楽器の予言」と「スプーン曲げ」で、どちらも好評でした。

ライトハウスのショーと違った点として、会場が比較的小さいことと、観客が少ないことが挙げられます。
会場が小さいと言っても、寄宿舎のプレイルームですので小劇場ぐらいの大きさはあります。
お客さんの人数については、長机8つほどにそれぞれ2〜3人ずつ程度、寄宿舎指導員も合わせて25人程度の規模でした。

しかし、テーブルが分かれて配置されているのとは違い、演者が長机の間を移動しながら演じられるので、臨機応変に立ち回りやすかったなあという印象があります。
特にスプーン曲げでは、お客さんからお客さんにスプーンを手渡してもらいながら、少しずつ曲げていくという演技ができました。
90°曲げる→180°近く曲げる→いったん戻して捻る
という3段階の構成で、3人のお客さんに演じることができたのですが、一番ウケていた部分はというと、最初の90°曲げる部分でした。

また、会場の大きさが、マイクがなくても声を通せる程度だったので、逐一マイクで
「いま〇〇テーブルのあたりで喋っています」
とアナウンスしなくても、演者がどこにいるのか伝わりやすかったのでこれも楽でした。

全体的に、盲学校マジックはこれくらいの規模か、あるいはもっと小規模で演じるのが向いているのかも知れないと感じました。
やはりライトハウスでのマジックショーを経験したからこそ、会場の環境による違いが身を持って分かったのだと思います。
もっともっと色々経験して、盲学校マジックを行うのにベストな環境を見つけられれば良いなと思います。


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