マジックマーケット2021冬にて頒布された【Shop pineriver】ブース「Impractical Impossible」のレビューです。
出身手品サークルにクロースアップの神と呼ばれた人がいるんですが、マジケに出品するらしくて、その手品を見せてもらいました。手品二十年以上やってるんですが5作品ぐらい見て、どれも全く追えませんでした。やー、さすが、クロースアップの神。
— こざわ/とひ (@t_aldehyde) December 23, 2021
京大マジックサークルで「クロースアップの神」と呼ばれた人こと、まつかわさんによるカードマジックのダウンロードコンテンツです。
神と呼ばれるだけあって、人間には到達不可能だと思えるような現象を含めた6つの作品がレクチャーされています。
ツイッターで公開されている動画をご覧ください。
マジケで出します!! pic.twitter.com/XhKmKVrmA5
— まつかわ@マジケ (@kumatwo3) December 21, 2021
後半部分がこのDLCに収録されている「Simple and honest ACAAN」なのですが、一体何がどうなっているのか想像もつきません。(ちなみにちゃんと前半部分も解説されています)
こういった、想像できるレベルを遥かにを超えた現象って、その人固有の人体構造に依存していたり、人間やめてるみたいなレベルの超絶技巧だったりして、それこそ"神"と呼ばれるのも分かるような人専用の手品なのですが、まつかわさんの手品はそのレクチャーを見ると、裏側はきちんと人間でした。
ただ、人間の知恵と工夫と地道な努力で、超絶技巧的な意味での"神"を超える手品を実現しています。
"神"というよりは"主人公"の手品な感じがします。
これは誇張した喩えではなく、人外の異能力を持った魔王をまつかわさんが手品でぶっ飛ばしてから
魔王「なぜだ……なぜ人間ごときにそんなことができる……!」
まつかわ「教えてやろうか、それはな……!」
と想像してから「Simple and honest ACAAN」のレクチャー部分を見ると、そういうストーリーとしてしっくり来ます。脳内の魔王が
魔王「な、何ィイイ!?そんなバカなッ!!」
って言いながら、ちゃんと燃え崩れます。
オススメは「Simple and honest ACAAN」と「Card Tasting」です。どちらも"神"を超え得る人間の手品です。
「Accel Ambitious」も面白いですね。これらもツイッターで演技動画が公開されています。
Card Tasting
— まつかわ@マジケ (@kumatwo3) December 27, 2021
一昨日からのちょっとしたルーティンの最後の手順になります。
手順同士の表と裏の繋がりが個人的には気に入っています。https://t.co/jEZouI2U5x
実際に演じようとするとそれなりに大変ですが、超絶技巧や京大レベルの頭脳が必要というわけではありません。なんなら技術的には簡単な部類です。
主人公になりたい方はぜひチェックしてみてください。
12/31までこちらで購入できます。
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