マジックマーケット2021冬で頒布する新刊の紹介です。
前回「巨人の肩に触れる 盲学校マジック作品集」という本を出しまして、目の見えないお客さんに演じる手品を10作品ほど発表しました。スプーン曲げとかチャイナリングとかロープとか、バラエティ豊かなジャンルの作品を発表できたと思います。
ですが、それでは全然数が足りないです。実際に現場で、目の見えないお客さんに手品を演じなくてはならないとしたら、色んなジャンルにぽつぽつと作品が存在している程度の状態ではまだまだ不安が残ります。
なので、確か6月末ごろ、盲学校マジックを100個考えよう!という計画を立てて、それからちょっとずつ作品を増やしてきました。100個できたら全集にまとめるつもりです。
その経過報告のつもりで、ある程度作品ができたら少しずつ発信していこう、というのがこの電子冊子「バルビエ」の趣旨です。
Vol.1では触察ESPカード(触って分かるESPカード)を使った手順や技法と、点字トランプの代替案となる十三支カードの手品、あと小ネタが少し載りました。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
電子書籍
「盲学校マジックアイデアノート バルビエ Vol.1」
著:万博
価格:500円
以下、内容を軽く紹介します。
・supercalifragilisticESPialidocious
触察ESPカード5枚のみを使った一致現象です。
・ESPポーカー
触察ESPデックを使ったポーカーデモンストレーション風の手順です。
・スクラッチムーブ
触察ESPカードを触ってピークする技法と、その練習手順です。
・えらぶ!十三支
十三支カードを作ったらすぐできる、やさしい手順です。
・はさむ!十三支
ビル・サイモンの有名な手法を盲学校マジックでやろうという試みです。
・ならぶ!十三支
十三支カードが順番通り並びます。パズルのような感じです。
・冷たい指
演者の手の、お客さんが選んだ指が冷たくなります。
・本は教えてくれる
図書週間の催しで実際に演じた、点字図書を使うサロンマジックです。
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