2023年11月29日水曜日

ツイッターに書いたマジケ2023秋レビューまとめ

マジックマーケット2023秋のレビューでtwitter(a.k.a X)に書いたやつです。

今回のマジケはリアル会場に行ったので、移動等の時間が多くてブログにレビューがあまり書けませんでした。
その分、新幹線の中で感想を書いてツイート(a.k.a ポスト)してました。
後からちょっとだけ書いたやつとかもあるので、それらをまとめます。


・マジシャンのための身体的セルフケア【②上腕・肩関節編】【ルーンの帽子】

ルーンさんのセルフケア本2巻、肩甲上腕リズムについて詳しく図解されている。 そうなんだよ、ステージの立ち姿を作るとき腋の下に玉子をひとつ入れるイメージって話をしたら、ときどき上腕骨を持ち上げるのではなく肩をすくめる様にして腋の下を開ける人がいて、これはおそらく僧帽筋付近と三角筋のバランスがちょっとずれているというか、普段から肩甲上腕リズムがなんか変な人の可能性があると思っていて、挙手する(手を上に押し上げる)ときに肩甲骨から動きだす人というか、肩関節があまり柔軟じゃない感じの人の癖なのかなと。 こういう癖があると、ちょっとした身振り手振りで体がガクガクして見えちゃったりしてもったいないんだけど、それを改善するためにも肩甲上腕リズムの改善、つまり肩関節周りのケアはとても勉強になるなと思いました。


・One Coin Monte【MKだけのブース】


出発前に、MKさんのOne Coin Monte 見ました。 とてもよくできた手順で、面白かったです。
近いなーと思う手順は野島さんのスリーポイントアクロスですね。
モンテと移動現象でコンセプトが異なるのでそのまま比較はできませんが、準備や動きに関するストレスと、そこから得られる効果を考えると、この2作品を比較したときにどちらが良いかは好みの問題かなと思います。
例えばストレスと効果を10段階で考えたとき、野島さんの手順は3のストレスで6くらいの効果が得られるカジュアルな構成って感じで、MKさんの手順は7くらいのストレスで10の効果が得られるスケールのでかい構成な気がします。
とにかくしっかりした手順なので、One Coin Monte ひとつをしっかり身に着ければ長く戦える武器になると思います。
動画を見ればすぐにできるようになるものではないところだけ注意が必要ですが、動画コンテンツ自体は1000円とお安いですし、解説も丁寧でかなり見ごたえがあります。
なので、とりあえず興味があれば買って見てみて、いざ習得に踏み切るかはそのあと考えても良いかと思います。買っておけばいつでも見られますからね!良い作品でした!


・『手品と娘について言いたいことをちょっと書いてみた』岡村浩司【岡村真衣】


岡村パパの『手品と娘について言いたいことをちょっと書いてみた』を読みました。
コンテストって昔からこんな感じなんかと知る部分が有ったり、舞台の華やかな世界はいつの時代もすばらしいなあと思ったり、色々と思いを馳せられるエッセイでした。
パパさんが舞台でおじいさまの喜寿をサプライズお祝いしたとかそういうエピソードが僕は好き。
しかしパパさんの手品にかける情熱は凄まじいですね。おじいさまも。
そんな熱意をゲッター線のように浴び続けて、今のまいさんができあがったわけですね。すごい。


・バナナの楽しみ【うそのたばこ店】

読みました。くだらないバナナのギャグを紹介した翻訳書……と思ったら、普通に使えるアイデアとか、なんと手品まで載っていて、どうしようという感じです。 手品は載ってて良いのか。マジックマーケットだもんな。 以下かいつまんで感想。 2.バナナ・サンドイッチ とんでもないことをしている。本当に大人か? 8.バナナネックレス 本当にバナナのネックレスというだけ。何わろてんねん。 10.弾むバナナ 「うまくいけば」ってなんだよ。いけよ、そこは。 11.噴水バナナ 5歳児。 14.ゾンビ・バナナ これはやるよね〜
16.バナナバッグ 漫談のたぐい。戦前に流行ってたのマジ? 21.地を這うバナナ 這わすな、バナナを。 27.バナナ・トゥ・フラワーズ 普通に良い手品が紛れ込んだ。なんか混乱する。 29.バナナとミミズ セリフ「おもしろい。」←狂人。アイデアは良いのが逆にそそる。 こんな感じです。オススメです。


・水彩画【sola-chan&Jack Brutus Penny SHOP】

これはリアル会場で買いました。


・yuTa アイデア集2【yuTa】


yuTaさんのアイデア集2、今回もちょっとした小ネタの詰め合わせでホッコリしました。 リンキングカードの1枚多いバージョンは面白かったです。そこに通るのかよ、と思いながら、考えてみると結構良い現象ですね。難しそうに見える。


『お嬢様は恐怖を感じたいですわ』【『御嬢様ノ耳袋』】


言える範囲で言うと、お嬢様本は後半が面白かったですが、5000円でどうかと考えれば、うーんって感じでした。 若い方ですしお会いしたこともあるので、応援価格という意味ではまあ叩くこともないかなと言う感じです。 例えばですが急に出てくる「チャレラでやった」なんかは正式名称を書いたほうが良いですし、その後に「チャレンジャーズライブ」と出てきますが同じコンテストなのかも分からないですね。 こういった細かいところが投げやりにならないよう丁寧な記述をするだけで値段に対しての印象が変わると思います。

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